地域独自ポイントや商品券がスマホで使える「地域Pay」

凸版印刷は、地域の決済サービスをまとめてデジタル化し、1枚のカードやスマホアプリで複数サービスのキャッシュレス決済を可能にするプラットフォーム「地域Pay」を5月22日より提供開始する。

地域Payの機能

地域Payは、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同で運営する決済基盤「サーバ管理型プリペイドASPサービス」のシステムを活用し、自治体や商店街における独自の電子マネー、ポイント、プレミアム商品券、給付金、観光客向けのクーポン発行など、複数の決済サービスをまとめてプラットフォーム化。利用者はカードやスマホアプリを通じて各種決済サービスが利用可能になる。

自治体や商店街などが地域Payを導入し、地域のキャッシュレス化を進めることで、決済を切り口とした地域の消費活性化や観光客誘致に寄与するデジタルでのプロモーション展開が図れるという。

管理運用費は月額数万円程度から。導入事業者のキャッシュレス推進支援のため運用コストを抑えて提供するとしている。