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京急、全駅にバイリンガル対応の新型AED。鉄道事業者初
2019年4月1日 18:17
京浜急行電鉄は、4月1日から泉岳寺駅を除く全駅において、バイリンガル機能を搭載した新型AED(自動体外式除細動器)の使用を開始した。鉄道事業者において全駅へのバイリンガル機能搭載AED導入は日本初。
設置するAEDは、音声ガイドおよび液晶画面において、日本語に続けて英語で操作方法を案内するバイリンガル機能を搭載した、日本光電工業の新型モデル「AED-3150」。
京急では2006年11月から、東京都交通局との共同使用駅である泉岳寺駅を除く全駅にAEDを設置していたが、既存の設置箇所72駅計81台をすべて更新した。目的は、訪日外国人観光客等によるAEDを使用した救命処置が行なえる環境を整えるとともに、AED使用時に周辺の外国人に対しても、救命処置を行なっていることを理解できるようにするため。
新型モデルは、バイリンガル機能が追加されたほか、液晶画面の大型化およびカラー化、小型軽量化されている。