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京王相模原線、加算運賃引下げ。19kmまでは廃止

京王電鉄は、相模原線に設定している加算運賃引下げを10月に実施する。相模原線の新線建設にかかるコストに充てるため、同線の京王多摩川~橋本間の乗車キロに応じて、加算運賃を設定しているが、建設事業費の回収が進捗してきていることから、加算運賃の引下げを実施する。

加算運賃 現行改定比較

普通・通勤定期・通学定期の加算運賃について、それぞれ現行の運賃から一定額を引下げる。引下げられる金額は、普通が40円、通勤定期(1カ月分)が1,510円、通学定期(1カ月分)が650円など。

これにより改定後の加算運賃は、乗車から14kmから19kmの区間では廃止。20kmから22kmの区間では普通が20円、通勤定期(1カ月分)が760円、通学定期(1カ月分)が310円になる。

加算運賃 現行改定比較

なお京王電鉄では、10月1日に実施予定の消費税率引上げの際に、引上げ相当分を転嫁するための鉄道運賃の改定を予定。相模原線加算運賃の引下げは、この消費税率引上げに伴う運賃改定とあわせて実施する予定。

主要区間における改定額(増税に伴う改定分は含まない)