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西武渋谷店に荷物預かりの「ecbo cloak」導入。都内大手百貨店は初
2019年3月8日 18:22
そごう・西武は、ecboと提携し、西武渋谷店 B館1階案内カウンターにecbo cloakを導入。荷物預かりの実証実験を開始する。実証実験の期間は3月11日から9月30日。ecbo cloakの東京都内大手百貨店への導入は初。
予約開始は3月8日から。荷物の預かり可能時間は10時から20時(日曜のみ19時まで)。利用料金は、最大辺が45cm未満のバッグサイズは300円(日・個/税込)、最大辺が45cm以上のスーツケースサイズは600円(日・個/税込)。当日予約、複数日予約(最大10日まで)は共に可能。預かり可能個数はバッグサイズが5個、スーツケースサイズが3個。
渋谷は、外国人が新宿・銀座・浅草についで4番目に多く訪れる街で、その数は年々増加している。訪日外国人の多くがスーツケースや、土産物などの買い物袋を持っており、コインロッカーを必要としている一方で、渋谷駅のコインロッカーの総数は約1,400個、うち大型のスーツケースが入るものは約90個と、荷物を預けられる場所の不足が課題となっている。
ecbo cloakにおいても、渋谷エリアの利用者は国内外問わず増加傾向。今後も増える見込みで、供給は十分ではないとしている。
西武渋谷店は、渋谷スクランブル交差点を渡ってすぐの立地。そごう・西武の中でも特にインバウンド比率が高く、大きな荷物を持って来店する利用者も多いため、荷物預かりに関する要望が多かったという。
また、「そごう」「西武」の屋号は、海外でも30以上の店舗で使われており、西武渋谷店の客層は7割が「そごう」や「西武」に馴染みの深い台湾や香港、中国本土などの中華圏の利用者。ecbo cloakの渋谷エリアの訪日外国人利用者も同様で、この親和性の高さを相互送客に活かし、手ぶらでのショッピングや来店機会の拡大を図る。