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Uber Eats、配達員の働き過ぎを防ぐ新機能。上限は12時間

Uber Eatsは、配達パートナーの安全性を強化する新機能をUberアプリに導入。アプリで運転時間をカウントし、12時間の配達を行なった後は、その後の6時間は自動的にオフラインになる。

新機能は、アプリを使用している配達パートナーの意見を尊重しながら、配達パートナーの安全性確保を目指す取り組みの1つ。

事前にオフラインにする予定を立てられるようにするため、12時間の上限に達する2時間前と1時間前に、それぞれ通知を発信。配達時間が上限に達すると、その後の6時間は自動的にオフラインになり、6時間が経過すると再度オンラインにできる。なお、オンラインにしていてもリクエストに対応していない時間は、制限の対象にはならない。

また、運転時間をカウントすることで、配達パートナーは、どれだけの時間配達を行なっているか、より簡単に把握できるとしている。

配達時間に関する機能

さらに、配達パートナーの居場所が家族や友人などに伝えられる、乗車状況の共有機能を追加。共有した相手は、その配達パートナーの現在の地図上の位置、配達の状況、名前、電話番号、ナンバープレートといった情報を、Uberアプリで確認できる。注文者情報を見ることはできない。配達パートナーは、共有した相手に帰宅予想時間を知らせることもできるという。

乗車状況の共有機能

そのほか、110番に直接つながる緊急通報ボタン、通話の匿名化、自転車で配達を行なう配達パートナー向けの保険、配達パートナーの安全に特化したサポートチーム、双方向による評価といったサポートも導入。サポートチームは、事故対応のスペシャリストによるチームと、アプリを通じて常時連絡ができるという内容。

Uberは、道路上での移動においては、眠気や疲労は常に気を配らなければならない問題とし、今後も、配達パートナーのあらゆる場面における安全性確保に努めていくとしている。