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歩数や歯磨きでポイント付与。大阪府、ドコモ、サンスターなどの「アスマイル」
2019年1月21日 14:38
大阪府は、「おおさか健活マイレージ アスマイル」を、1月21日から5月31日までの期間、大阪市、門真市、岬町で実施し、10月から府内すべての市町村で展開。18歳以上の府内在住者を対象とした、歩数、検診受診、健康イベント参加、歯磨き回数、健康情報コンテンツの視聴、アンケートへの回答によりポイントを付与するサービスを実施する。
たまったポイントに応じて、週次・月次での抽選への参加を通じて、dポイントをはじめとした電子マネー、商品券などの特典と交換できる。
プロジェクトに関連している企業は、NTTデータ関西、NTTドコモ、ドコモ・ヘルスケア、イオンモール、イオンリテール、オムロン ヘルスケア、サンスター、総合メディカル。
専用のスマートフォンアプリ「アスマイル」をダウンロードすることで、歩数や歯磨き、体重・血圧データ、健康診断結果、健康イベントへの参加など、日々の健康活動を「抽選ポイント」としてためることができる。
抽選ポイントをためる方法は、「スマートフォン(または専用歩数計)を持って歩く」、「体重、血圧、がん検診受診などの健康情報を入力する」、「健康イベントなどでQRコードを読み取る」、「歯磨きなどの健康行動を記録する」、「健康情報コンテンツを視聴する」、「行政が実施するアンケートへ回答する」の6つが挙げられている。
ポイントには、一定数ためることで抽選に参加できる「抽選ポイント」のほか、抽選なしで特典と交換できる「交換ポイント」がある。交換ポイントをためる方法は、40歳以上の市町村国保加入者を対象に「特定健診を受診する」としている。
歩数計測は、 ドコモ・ヘルスケアが提供する歩数計アプリ「アスマイル プラス」を使用。年代別の歩数ランキングや、GPSと連動したスタンプラリーにも参加できる。
アスマイル、アスマイル プラスの対応機種は、iOS 10.1以上、Android OS 5.0以上のスマートフォンおよびタブレット。
スマートフォンを持っていない場合の歩数ポイントは、オムロンが提供する専用歩数計「HJ-326F」を購入・使用し、ためることができる。ウォーキングをした後に、大阪府内のドコモショップや対象自治体の窓口に設置された歩数計リーダー、全国ローソン・ミニストップ店頭のLoppiにかざすことで、抽選ポイントをためられる。
なお、歩数計リーダーが設置されるドコモショップは、1月21日から大阪市、門真市の全51店舗、10月以降は大阪府内の全ドコモショップ130店舗。
「HJ-326F」は、ドコモショップ、対象自治体の窓口などに設置され、またアスマイル公式ホームページからもダウンロードできる申込書を郵送すると、着払いで届く。料金は2,700円(税込・送料含む)。
サンスターは、IoTスマートハブラシ「G・U・M PLAY」を活用して、事業をサポート。歯みがきの計測データ連携や歯と口の健康に関する情報の配信、歯の健康相談会の実施等を行なう。むし歯や歯周病予防のためだけでなく、全身の健康を守るために重要な口腔ケアの意識向上を図り、また口のケアの実践を促進する仕組みづくりを推進するとしている。