カーシェアリング「タイムズカープラス」を世田谷区が公用車に採用

カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」が、世田谷区役所の公用車として試験的に採用されることが決定した。

採用の目的は、環境方針で掲げる環境負荷低減の推進、および今後の本庁舎等整備における公用車削減や公用車の維持管理費の削減など。

環境負荷低減については、配備する車両の多くが低燃費車両であることによるもの。また維持管理費の削減については、車を所有する際に発生する購入費や維持費はかからないことによるものとしている。

東京23区でタイムズカープラスが公用車として採用されるのは初めてとなるが、これまでにも自治体において公用車両数の適正化や職員の移動効率化、地域住民のニーズへの対応などを目的に導入されてきた。一部自治体では、車両を庁舎駐車場内に設置し、職員と地域住民が共用するなど、カーシェアリングの特性を生かした取り組みもされているという。