トム・クルーズ、恋人のペネロペ・クルスと来日=『バニラ・スカイ』の監督と3人で記者会見
トム・クルーズが『バニラ・スカイ』のプロモーションのため、恋人のペネロペ・クルスと来日した。
『バニラ・スカイ』は、アレハンドロ・アメナーバル監督作品である『オープン・ユア・アイズ』(97)にトムが惚れ込み、自らハリウッドでの再映画化権を獲得、『あの頃ペニー・レインと』のキャメロン・クロウ監督がメガホンによるリメイク作品。ハンサムで裕福、自由奔放なプレイボーイであるニューヨーク出版界の若き実力者デヴィット・エイムスを通して、愛と不安、人生の真実と虚飾を描いたサスペンス・ドラマだ。
トム・クルーズやペネロペ・クルス、キャメロン・ディアスなど、ハリウッドを代表する大スターが共演し、早くも有力なアカデミー賞候補と噂される正月の話題作である。22日の公開に先立ち、主演のトム・クルーズとペネロペ・クルス、監督のキャメロン・クロウ監督が来日し、14日都内ホテルにて記者会見が行なわれた。
この映画について、自動車事故により顔が傷付く役を演じたトム・クルーズは、「キャメロン・クロウ監督は、男と女の関係を描くのがうまい監督です。この映画の究極のテーマは愛の永遠性です」と話した。原作『オープン・ユア・アイズ』にも同役で出演しており、デヴィットと出会ってすぐにお互い深く魅かれ会う女性ソフィアを演じたペネロペ・クルスは、「『オープン・ユア・アイズ』と『バニラ・スカイ』の2人の全然違うソフィアは、友人にはなり得るけれど同じ人ではないと解釈して、全く違う感覚で役作りをしました」と言った。
また、『ザ・エージェント』以来、トム・クルーズと2度目のコンビを組んだキャメロン・クロウ監督は、「ハートから作ったリアルな話を、楽しいゲーム感覚の映画にしたので、とにかく観終わった後お客さんにディスカッションしていただきたいと思います。ラストシーン、いろんな昔のイメージが飛び交いますが、あれは全部謎解きの手掛かりですから、見逃さないでください」と語った。
同作は、12月22日より日比谷スカラ座ほか全国全国東宝洋画系にて公開される。
【関連記事】
・トム・クルーズがペネロペ・クルスと『バニラ・スカイ』のプロモーションのため来日
http://www.watch.impress.co.jp/movie/news/2001/11/30/589.htm
【関連サイト】
・『バニラ・スカイ』OFFICIAL SITE
http://vanillasky.excite.co.jp/cinema/special/vanillasky/
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