1999/10/06 22:20
ケータイで家電機器を操作、電脳隊開発
WAPやiモードなど、インターネット接続が可能な携帯電話向けのコンテンツやソリューションを提供している電脳隊が「携帯電話を情報家電のリモコンにする」ソフトウェアの開発を来年6月の事業化を目指して進めている。
「コミュータ」と呼ばれるこのソフトウェアは、WAPサーバーとインターネットに接続された情報家電機器との間を取り持つ役割を果たす。各キャリアがコミュータを装備することで、ユーザーはWAP対応の携帯電話から様々な情報家電を操作することができるようになる。
情報家電側の通信規格としては「Jini」「HAVi」といった技術が業界標準として有力視されていることから、当面はこれらに対応することを考えているという。また、同社では、最終的にはiモード対応の携帯電話でも同技術を利用できるようにするとしている。
◎関連URL
■電脳隊のプレスリリース
http://www.dennotai.co.jp/jp/new/press14.html
(湯野 康隆)
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