PCを使い終わった後、シャットダウンするべきか、スリープにすべきか悩む人もいると思います。Windows
8に限らず、最近のモバイルPCでは電源ボタンにスリープのオン/オフが割り当てられており、シャットダウンではなくスリープを利用するのが基本になっています。
これにより、PCを使いたいときにすぐにオンにすることができます。スリープ時は、CPUやメモリが最低限の稼働をしているため、スリープのままにしておくと電気代がかさむのではという懸念があるかもしれません。しかし、日本マイクロソフトの調査によると、使わない時間が1.5~2時間以内であれば、スリープを使った方が消費電力が少ないという結果が出ています。
それ以上の時間使わない場合や、なんらかの理由があってシャットダウンをしたい場合は、システムコマンド(チャーム)→設定→電源シャットダウンの順番でタップします。
シャットダウンからの起動は、スリープからの復帰よりも時間がかかりますが、Windows
8には起動を高速化するさまざまな仕組みが導入されています。PCの構成にもよりますが、電源を入れておおむね7秒前後で起動できます。高速起動の秘密の1つは、シャットダウンしてもカーネルセッションは休止状態にさせるという技術です。これは標準でオンになっていますが、デスクトップ→コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作の選択→シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする」でオフにもできます。手元のマシンで試したところ、オンの場合はオフよりも4秒ほど起動が速くなりました。