Windows 8 UIアプリを使っていると、これまでのOSと違い、終了ボタンがないことに気付くでしょう。これは、スマートフォンOSなどと同じように、Windows 8 UIアプリは明示的に終了させる必要がないからです。
これまでにも紹介した通り、Windows 8 UIアプリはフルスクリーンで動作するので、ほかのアプリはバックグラウンドに回りアイドルになります。そしてWindows 8 UIアプリは、アイドルになるとCPUを完全に解放するようになっています。ゲームアプリなどを起動させたまま、デスクトップに移行し、タスクマネージャーを開くと、アイドルアプリは全てCPU負荷が0%になっていることが分かります。
それでも、メモリの解放などでアプリを明示的に終了させたい場合もあるでしょう。アプリを終了させる場合は、上端から下端にスワイプします。アプリのサムネールが画面下端に吸い込まれるようなアニメーションとともにアプリが終了します。マウスの場合は、画面上端をクリックし、下端に向かってドラッグします。もちろん、従来通り、タスクマネージャーから終了させることもできます。