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まだ続くリキッドオーディオのゴタゴタ~業績も大幅下方修正 | |||||||||||
キオスク事業に伴うソフトウェア販売が計画通りに進まなかったことや、サーバーなどのシステム販売も難しかったことで売り上げ増に結びつかず、その一方で外注費や人件費、広告宣伝費などのコストがかさんだことから2001年6月期12月中間決算の業績を大幅下方修正した。通期の予想については、現在見直し中のため公表しなかった。 同日、東証ARROWSで決算等について社長就任後初めて説明会を開催したアレクサンダー・アブラモフ氏は冒頭に「前社長が逮捕され、被害者も加害者も共に以前当社に関わっていた人間ということで世間を騒がせ、株主、取引先に大変迷惑をかけた」と謝罪した。その上で「緊急に内部調査委員会をつくり、調査の中間報告をWebサイトなどを通じて公表した」と述べ、「現在社内倫理の確立を急いでおり、どうか冷静な目で見守ってほしい」と語った。 しかし、同社設立時の取締役を務めていた山下氏が同中間報告の内容に事実と異なる記載があるとし、Web上の掲載削除とその対応を求めて内容証明郵便が昨日同社に届いた。これに対して5日以内に何の対応もない場合には法的措置をとるというもの。 これについて、説明会でアブラモフ氏は「現在その内容を吟味し対応を検討しているところ」と述べていたが、10日夜に同社はWeb上から同中間報告にかかる情報を削除した。この山下氏への対応なども含めて状況がはっきりしてから、再びWeb上で今回の件を説明するという。 いずれにしてもさまざまな疑念や悪評などが続く同社だが、それらを省いて考えたとしてももっとも懸念されるのが、本業でなかなか売り上げが立てられない点だろう。倫理の確立も重要だが、ビジネスモデルを再構築させることも急務かもしれない。
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(別井貴志)
2000/11/10
21:02
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3/30(金) | |||||||||||
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