クリーク・アンド・リバー社(4763、C&R)とジャパン・デジタル・コンテンツ(4815、JDC)は30日、デジタルコンテンツの開発について提携すると発表した。JDCの投資ファンドに対してC&Rは企画募集から作品の発表までを行う仕組みを作り上げるもので、ひとつのファンド内でジャンルやメディアを特化させたコンテンツを提供していく計画だ。
JDCはこれまでコンテンツ制作のプロジェクトを対象にした投資ファンド“東京マルチメディアファンド”を運営して制作会社への資金供給を続けている。今回の提携はこれをベースにするもので、両社が“第2東京マルチメディアファンド”を立ち上げ、企画の募集、コンテンツ制作、作品発表を行う。
C&Rには15,000人に上るデジタルクリエイターが登録されて、企画や技術力はあるもののプロジェクトのための資金調達が難しいケースも多かった。そこで両社が手を組み、ニーズに合わせたデジタルコンテンツ制作を進めていくことにした。
■URL
・クリーク・アンド・リバー社
http://www.cri.co.jp/
・ジャパン・デジタル・コンテンツ
http://www.j-dc.co.jp/
・C&Rとデザインエクスチェンジが資本を含む提携へ~国内最大のデジタルデータベース目指す
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/19/doc2039.htm
・C&R社、テレビ東京子会社を買収へ~放送メディア多様化に対応急ぐ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/24/doc1769.htm
(市川徹)
2001/03/30
12:38
|