セブン-イレブン・ジャパン(8138)、ソフトバンク・コマース、野村総合研究所(NRI)の3社は30日、企業間(BtoB)電子商取引プラットフォームを提供する日本アリバの間接材電子調達システム「Ariba Buyer」をセブン-イレブンに導入することで合意したと発表した。導入にあたっては3月中に3社が協同で着手し、7月にはシステムを稼働させる予定。
NRIはイトーヨーカドーグループのシステム開発・運用を手がけており、今後「Ariba Buyer」と自社のBtoBソリューション「BizMart」を連携・サポートしていく。ソフトバンク・コマースは日本アリバに資本参加しており、アリバ製品の普及を推進することや販売・製品導入のコンサルティングなどで包括的な提携を結んでいる。
セブン-イレブンは、企業内で福利厚生や出張時の旅費、通信、保険、広告、人材派遣、事務用品などの間接材購入にあたり「Ariba Buyer」を利用、購買業務の自動化や一元管理、コスト削減を図る。また、「Ariba Buyer」の購買システムをイトーヨーカ堂(8264)グループで共有化することで、グループ全体としてのコスト削減も促進する方針。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2001/010330.html
・セブン‐イレブン・ジャパン
http://www.sej.co.jp/
・ソフトバンク・コマース
http://www.commerce.softbank.co.jp/
・日本アリバ
http://www.ariba.co.jp/
・日本アリバが「電子購買コンソーシアム」を設立へ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/27/doc2380.htm
・日本アリバ製品導入でSBコマースとコンサルティング3社が協業
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/08/doc2228.htm
(別井貴志)
2001/03/30
15:58
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