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国内初、JTRONサポートパッケージを発売~富士通 |
富士通(6702)は9日、国産OS「TRON」版リアルタイムOS上でJava実行環境を行うJTRON仕様に準拠したサポートパッケージを国内で初めて開発、同日発売したと発表した。携帯電話などへの組み込み型OSとしてTRONが復活し、さらにこれに自動販売機などといった産業機械への応用を図るJavaとのインターフェースを構築して、高速なデータ処理が可能なアプリケーションを開発する環境を作り上げる。2001年から2年間で350万セットを売り込む計画だ。 開発したのはJTRON2.1仕様に準拠するJTRONサポートパッケージ「J-REALOS/PJ」。今月1日にトロン協会が公開したばかりの同仕様に合わせたほか、ミドルウェアJavaAPなどの機能を強化してJava言語のネイティブインタフェースであるJNIもサポートしている。 これによってJava言語を使ってJavaアプリケーションをJTRONの上で動かすアプリケーションの開発が実現する。ネットワークの親和性が高いといわれるJavaを利用して次世代携帯電話などへの応用が実現しそうだ、という。 サポートパッケージはユーザーごとの個別見積もりで価格が決まる。また製品に組み込むことが出来ない評価キット「J-StarterKit for the picoJava-II Architecture」は34万8,000円で発売される。 ■URL・ニュースリリース http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/11/9.html
(市川徹)
2000/11/09
17:06
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3/30(金) |
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