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日本IBMが地銀向け情報システムの運営管理会社

  日本IBMは9日、地方銀行向けに情報システムの運営管理、開発、保守などのアウトソーシング・サービスを提供する新会社「地銀ソリューション・サービス」を12月に設立し、2001年1月1日から業務開始すると発表した。

  新会社の資本金は3,000万円で、当初日本IBMの100%出資でスタートさせるが、現在、同社がアウトソーシング・サービスを提供している武蔵野銀行や第四銀行(8324)、関東銀行(8338)、山形銀行(8344)、足利銀行(8335)など10行が資本参加するとともに、新会社のサービスを受ける見込みとなっている。

  日本IBMの地方銀行向けアウトソーシングは、各行の現行のシステムをそのまま運用する一方で、5月にサービスを開始した八十二銀行(8359)の基幹システムをベースとした「共同センター方式」による地銀情報システムを提供している。地銀とのアウトソーシング契約の総額は1,000億円を超えているという。

  これらの業務の大半は新会社が担うこととなり、2005年までに20行以上に対してサービスを提供することを目指す。

■URL
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/11092

(別井貴志)
2000/11/09 14:43
3/30(金)
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