NTTソフトウェアとデルコンピュータは8日、NTTソフトの次世代IVR（自動音声応答装置）システムの販売についてパートナー契約を結んだ。IVRシステムとデルのサーバー製品を組み合わせトータルソリューションの展開に結び付ける。初年度に2億円の販売を目指す。

　 NTTソフトののCTI（コンピューター電話統合）向け音声認識システム「Nuance（ニュアンス）」、「Show N Tel（ショウエヌテル）」、「Info Talker(インフォトーカー）」は、IVRの開発から導入までカバーするもので、電話帯域の音声品質に対して高い認識精度を実現するほか、従来の音声合成に比べはるかに人間に近い自然な音声を作り出すことが出来る、という。

　 これにデルのサーバー「PowerEdgeシリーズ」を組み合わせる。低価格、高性能、高拡張性が特徴で、このシステムに最適なテクニカルサポートや構築ソリューションも組み込む。高品質の次世代IVRシステムが短期間で構築できる、としている。