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スーパーコンで車の仮想エンジンシステム~NECと仏ESIが共同開発 |
NEC(6701)とフランスの科学技術ソフト開発会社のESIソフトウェアは7日、スーパーコンピューターを使った自動車用エンジンの開発システムを共同で開発すると発表した。システムは、各開発工程のシミュレーションソフトと、設計したエンジンをバーチャルな状態で運転して負荷や寿命などを解析するシステムのふたつで構成される。両社は1年内の製品化を目指しており、開発期間の短縮が課題となっている世界の自動車メーカーに売りこむ。 このシステムで使うスーパーコンは、自動車業界などで導入されているNECの「SX―5」。シミュレーションソフトは(1)シリンダーブロックなどの鋳造の解析(2)シリンダー内の空気流動・燃焼の解析(3)エンジン全体の動的応力解析(4)耐久・寿命解析―が対象。また、バーチャルシステムでは、エンジン全体の動作状況や負荷・寿命などを実際の運転状況と同等に解析できるようにするとともに、解析データはCADなどと連携させる。 ESIは、自動車の衝突解析システムを得意としており、日本メーカー向けでは8割のシェアをもっているという。本社はパリに置き、従業員250人で、年商は約40億円。 ■URL・NEC http://www.nec.co.jp/ ・ESI software http://www.esi.fr
(池原照雄)
2000/11/07
13:04
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3/30(金) |
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