住商情報システム（9719、SCS）は、インターネット商品販売流通システム「Commerce Express B2C Linux版」を開発し、12月から販売を開始する。低コストで操作が簡単な構築ソフトウェアを―といったニーズに応えた。3年後には年間10億円の商品に育てる。

　 新ソフトは、インターネットのWeb上でショッピング店舗を開くためのもの。標準でもっている機能には注文、商品検索、決済などのショッピング、会員管理のモール、オークション、コミュニケーション、バックエンド―などの機能。仮想商店を作るために含まれる機能は一通り揃えている。

　 特徴は独自のWebコンテンツ管理機能によって、専門知識が無くても新規コンテンツ作成やページ追加などが簡単に出来ること。またLinuxをプラットフォームに使ったことで、システム構築が安価に済む、という。

　 価格は100万円から。カスタマイズやコンサルティングなどもユーザーニーズに合わせてメニューを用意している。