NEC（6701）と日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は31日、HPのウェブサイト管理ソリューション「Open View Vantage Point Web Transaction Obserber」をNECにOEM供給する契約を交わした、と発表した。日本HPにとって同製品のOEMはこれが初めて。NECはこれを中大規模向け製品群に組み込んでソリューション展開につなげる。両社合わせて今後1年間で3億円のビジネスに成長させる。

　 Open View Vantage Point Web Transaction Obserberは、1999年12月に発売したウェブソリューション。サイトを作りこみながらそのサイトを見に来るエンドユーザーの体験を知ることが出来るというもの。例えばウェブページの表示速度を測定して表示したり、サーバー側でデータを集めて統計的な解析も出来る仕組みをもっている。

　 NECは自社の統合運用管理ミドルウェア体系である「Web Computing Operation Manager」の中の中大規模向け「System Scope for Open View」シリーズの製品として販売する。