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マザーズ・ナスダックJ 市況(10月27日)

  <マザーズ>
  リキッド(4740)がストップ安比例配分、差引91株の売り物を残した。前社長の逮捕問題に絡み取引先との関係が見直される懸念なども高まっており、先行き不透明感が非常に高まる状況、ここ4日間で約40%の下落となっている。昨日中間決算を発表、経常利益が赤字に転落したとされるメッツ(4744)はストップ安売り気配のまま値段がつかなかった。オンザエッヂ(4753)も連日のきつい下げ。反面、CCC(4756)は中間期連結最終損益の赤字幅が拡大すると下方修正を発表したが、通期見通しに変更がなかったことなどで、買い気配値を切り上げる動きとなった。スカパー(4795)もリバウンドの動きを継続。2日間売り気配のまま商いが成立していなかったアイシーエフ(4797)は3日目にしてようやく寄りつく、初値は公募価格を46%下回る38万円となった。

  <ナスダックジャパン>
  ダイナック(2675)がストップ高、昨日公募価格を割り込んで新規上場、値頃感から見直しの動きが進んだ。ほかにも、これまで下げがきつかった銘柄のリバウンド狙いの動きが目立ち、3日連続ストップ安のまぐクリック(4784)がストップ高、ガーラ(4777)も5日ぶりに急反発でストップ高。イー・トレード(8627)、クリーク&リバー(4763)なども上場来安値を下回らず反発した。一方、ディジット(4786)、デジアド(4772)、デジキューブ(7589)などの下げがきつい。

  株式会社フィスコ アナリスト佐藤勝己


2000/10/27 16:20
3/30(金)
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