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日立、スイス社と共同開発~家庭向けコンテンツ配信

  日立製作所(6501)は、アジアでの一般消費者向けブロードキャスティングサービスについてスイスのファンタスティックコーポレーションと提携した。衛星やDSL(デジタル加入者線)によるダイレクト・ツー・ホーム(DTH)と呼ばれる家庭向けのコンテンツ配信技術などを共同で開発していく。2001年後半には、コンテンツ収集と配信の事業をスタートさせたい考えだ。

  DTHブロードキャスティングサービスは、マルチメディアコンテンツをパソコンやインターネット家電などを使って配信するサービス。ファンタスティック社は、すでに放送とデータ通信とを融合するソフトウェアなどを開発しており、日立との提携はこれをベースに進める。

  日立もデータセンターなどの各種のプラットフォームや画像圧縮などの技術を提供して、12月から市場調査に入る。メディアやエンターテインメント業界とも協力関係を築いて、コンテンツの拡充にも取り組む方針だ。

■URL
・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0010/1026a.html

(市川徹)
2000/10/27 09:51
3/30(金)
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