マイクロソフト、東洋情報システム（9751）など4社は、企業の基幹系情報システムの構築事業で提携した。システム構築や検証などの技術にマーケティングなどの営業面も加え、協業体制を築いていく。

　 参加するのは2社のほか、SAPジャパンとティアイエス・アンド・オリジン・コンサルティング（T＆O）の計4社。東洋情報システムのもつグループ連結経営システム「TITAN」を核に、同市場でのビジネス拡大に向けて密接な関係を築いていくほか、T＆Oが中心となって導入コンサルティングや開発、トレーニング、インフラ構築までを含めてテンプレート化を計画。企業がシステムを構築するときより短期間での実現を目指すものとする。

　 さらにこの事業でノウハウを蓄積し、ASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）などの新しい事業でも、ビジネスモデルを構築しいく考え。各社のリソースを集中させて新分野への参入を図る。