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映画会計基準変更で最終赤字に~ソニーの中間期連結

  ソニー(6758)が26日発表した2001年3月期9月中間期の連結決算は、今期の期初から米国の映画に関する新しい会計基準を先取りして採用したため、中間利益は684億円の大幅な赤字となった。同会計基準(SOP 00―2)は、広告宣伝費や配給関連費用などをすべて発生時に費用計上するもの。このため、中間期で売上高や各利益段階で約115億円の影響が出た。さらに累積調整額として純利益集計の直前に1,016億円が費用計上されたため、中間利益が赤字となった。

  中間期の連結業績は、エレクトロニクス部門が好調だったものの、ゲームや映画が減収となり、売上高は3兆2,568億円(前年同期比4.6%増)となった。営業利益は942億円(同16.1%減)。

  通期見通しは、引き続きエレクトロニクス部門の校好調が持続するなどにより、売上高は7兆2,000億円と初めて7兆円台に乗せる。会計基準変更の影響はあるものの、純利益は100億円と黒字を確保する。

■URL
・ソニー
http://www.sony.co.jp/
・ソニー、新会計基準導入で2000年度純利益は100億円止まりに
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/07/26/doc39.htm

(沖野宗一)
2000/10/26 17:24
3/30(金)
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