ICカード対応セキュリティーシステム協議会（SSIPG）の会員企業とコンパック、ノベルなどは24日、「次世代型教育学校情報システム」を共同で開発することで合意した、と発表した。購入形態やコンサルティングの選定を自由度の高いものにし、ニーズに見合ったシステムが構築できるという。11月から総合サービスの実施に踏み切る。

　 参加するのは、ほかに日本ベリサイン、日本ボルチモアテクノロジーズ、兼松コンピュータシステム、ソニー（6758）、東芝（6502）、システムニーズなど合計約20社。

　 個人を証明する学生証にICカードや指紋照合装置などを組み合わせることで、入退室やPCログインの管理から、図書、食堂、証明書発行、構内電子決済などの各システムに応用することも可能とした。さらにクレジットカードの機能も持たせることができる。

　 各社がシステムの検証を行い、導入システムの機能保証については東京海上火災保険（8751）によるSSIPGのセキュリティー保険が適用される。