ソシエテ ジェネラル証券（8666）は、11月をめどに日本でカバードワラント「SGワラント」の販売を開始する。日本株144銘柄を対象に、144種のコール（買う権利）型ワラントを発行する。その後、日本株を対象としたプット（売る権利）型ワラントや日経225、TOPIX、S＆P500、NASDAQなど国内外の株価指標を対象としたものも含めて約400銘柄まで拡充させる予定だ。

　 コール型の場合、対象となっている株式の価格が上昇するとカバード ワラントの価格も上昇し、逆にプット型の場合は対象株式の価格が下落するとカバード ワラントの価格が上昇する仕組み。マーケットメイクはSG証券が行い流動性を確保する。気配値は、同証券の専用Webサイトと日経QUICK端末を通じて9時から19時までリアルタイムで表示し売買が可能。投資金額は2万円から。

　 販売は、最初にDLJdirect SFG証券が開始して、その後日本オンライン証券、こうべ証券を通じて行われる予定。さらに、数カ月後には取り扱い金融機関を数社追加する。SG証券では、日本での「SGワラント」の販売総額を今後3年間で5,000億円と見込んでいる。