＜マザーズ＞
　 米国株式市場の急反発を受けてほぼ軒並み高の展開となった。NTTの換金売りの動きがほぼ一巡との見方も買い安心感を与えた。クレイフィッシュ（4747）も実に9月6日以来の前日比プラスとなっている。上場来安値寸前まで調整していたサイボウズ（4776）のほか、ネット総研（4741）などが10％以上の上昇となった。反面、デザインエクスチェンジ（4794）は軟調、値動きが鈍く見切り売りに押される展開。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 ネクストコム（2665）が3日連続ストップ高、1000万円の大台に乗せた。好業績への評価が高まるなか、地合いの好転も追い風となった。モーニングスター（4765）、野田スクリーン（6790）、ベクター（2656）なども大幅高。ソーテック（6829）も大商いに4日ぶり反発。一方、イー・トレード（8627）は軟調。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己