インターネット関連のシステム会社であるオン・ザ・エッヂ（4753）は18日、中国の大連にシステム開発の子会社を設立した。日本での開発要員不足を補うため、人材を中国に求めた。日本語版のみならず外国語版のシステムやネットサービスも制作して運営・販売する。

　 設立したのは「英極軟件開発有限公司」（エッヂ・チャイナ）で、資本金は50万ドル（約5,300万円）。オン・ザ・エッヂが全額を出資した。従業員は当面70人の予定だが、すでに60人のプログラマーの採用を決めている。人材確保に当たっては大連理工大学との連携を進める方針。おもにWeb制作関連のシステム開発を手掛ける。オン・ザ・エッヂからの開発委託は11月早々から始める。同社は当初、北京に設立する予定だったが、人材確保の観点から大連に変更した。