米サン・マイクロシステムズは18日、同社100％出資による新会社「サン・マイクロシステムズ・ファイナンス」（SMF）を日本に設立したと発表した。企業のIT投資に関連する効率的な財務プランを作成し、ユーザー企業に向けてレンタルやリースをメインとするファイナンス業務を行う。

　 SMFは、企業のシステム導入計画や資金運用、試算管理を効果的に行えるように販売パートナーと連携して各種ファイナンスサービスを提供。サーバーやワークステーション、ストレージなどのハードウェアのリースなどを中心にサービスを展開。サン製品の売上増にもつなげる。

　 社長には7月からSMF準備室長として新会社設立に従事してきた前サン・マイクロシステムズ常務の長谷川将が就任。本社は東京都世田谷区用賀4の10の1のサン・マイクロシステムズ内に置き、10月25日から業務を始める。資本金は1,000万円。