日立製作所（6501）とNTTソフトウェアは17日、企業の一般消費者や企業顧客向けインターネット事業を支援するサービスを共同開発することで合意した。日立は今年9月からEコマースの立上げを支援する「e-Transformation」サービスを始めたばかりだが、NTTソフトとの提携でこの内容を充実させる。

　 同サービスは、事業立上げのコンサルティングをはじめ、データセンター、決済・物流などのサービス群を提供している。今回、新たに消費者向けのサービスを拡充するため、マーケティング、広告、決済などに関する次世代型サービスを相互補完する形で共同開発することになった。

　 NTTソフトがすでに保有するWebログ収集・分析やISP向けシステム、電子メール処理システムなどのソリューションも「e-Transformation」のメニューに加える。両社はこの事業で2003年度には、合計100億円の売り上げを目指す。