沖電気工業（6703）、シスコシステムズ、日本IBMの3社は、インターネットインフラなどに関するソリューション事業を共同で開発、進めていく、と発表した。各社の得意分野を統合し、日本IBM内にプロジェクトオフィスを設置して協業化を推進する。将来は共同マーケティングも展開する。

　 3社は手始めにキャリアクラスの通信インフラである“IPバックボーン”、音声やビデオデータの統合インフラ“AVVID”、都市エリアをカバーする“メトロポリタン・エリア・ネットワーク（MAN）”の3つを提案する。情報通信ノウハウの沖電気、通信技術のシスコ、システム構築のIBMそれぞれが得意とする技術を持ち寄ってソリューション事業へ発展させる。

　 今後は、各社が設立、もしくはこれからスタートさせるコンピテンスセンターをネットで結び、ユーザーが希望するモデルに合わせたエンド・ツー・エンドのビジネスを展開していく。