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音楽データの透かし技術にIBMなど5社を認定~STEP2000 |
日本音楽著作権協会(JASRAC)や野村総合研究所(NRI)などが進めてきた音楽の著作権保護対策となる“電子透かし技術国際評価プロジェクト”が完了し、IBMなど5社がデジタル音楽流通についての技術をもつとの認定を受けた。 「STEP2000」とネーミングされた同評価プロジェクトは、JASRACのほか、世界的な著作権管理団体のBIEM、CISAC(両団体とも本部はフランス)がNRIに実験評価を委託したもの。NRIは(1)さまざまな処理をした後でも挿入した透かしデータが抽出できる(2)透かしデータを挿入した音楽をスタジオ環境で再生しても透かしデータを耳では認知できない―を評価の視点として挙げた。 この結果、IBMは問題のない技術を有するとしたほか、MarkAny(韓国)、日本ビクター(6792)、Signum(英国)、BlueSpike(米国)の4社は音質や耐性のチューニングが必要などといった条件付きで「デジタル音楽流通に関わる事業者への利用の推奨が可能な技術を保有する」と認定した。 ■URL・日本音楽著作権協会(JASRAC)ニュースリリース http://www.jasrac.or.jp/watermark/houkoku.htm
(市川徹)
2000/10/11
09:41
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3/30(金) |
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