森トラスト大和不動産投信は、このほど建設省から認可を受けて「総合不動産投資顧問業」の第1号として登録された。同社は、不動産ファンドの組成や運用を目的に森トラストと大和SBCMが今年2月末に折半出資で設立した。9月には三菱信託銀行が5％資本参加している。

　 不動産投資顧問業の登録対象は、投資について助言業務のみを行う「一般不動産投資顧問業」と、投資一任業務および助言を行う「総合不動産投資顧問業」の2種類ある。今回の登録を踏まえ、同社は来月にも解禁される不動産投資信託事業に向けて本格的に準備を進めていく。