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富士通が超小型CMOSイメージセンサー開発

  富士通(6702)と富士通研究所は5日、モバイル機器向けの小型CMOSカラーイメージセンサー「MB86S01」を開発した、と発表した。業界で最薄の10ミリというレンズ一体型LCCパッケージを使いながら35万画素の高画質化も実現した。12月からサンプル出荷する。

  独自のプロセス技術でピクセルサイズ5.5マイクロメートル角の画素を達成したほか、VGA対応のCMOSセンサーとしては業界最高水準の低燃費電力(50ミリワット)を実現した。

  同時に開発した専用デジタルシグナルプロセッサー「MB86571」を使えば、ノートパソコンや携帯情報端末対応の小型入力装置を構成することも可能になる。

  サンプル価格はMB86S01が3,000円、MB86571は1,500円。月産10万個を目標にしている。

■URL
・富士通ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/10/5-1.html
・富士通研究所
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/flab/index-j.html

(市川徹)
2000/10/05 15:21
3/30(金)
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