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日立と米サンディスク、フラッシュメモリーのクロスライセンス拡大

  日立製作所(6501)は3日、米サンディスクとの間で「多値フラッシュメモリー」に関してクロスライセンス契約を結んだと発表した。双方がお互いのフラッシュメモリーに関する特許を原則として自由に使えるようにする。

  従来の2値の製品と同じメモリーセル数で、2倍のデータ容量を保持するのが多値フラッシュメモリー技術。デジタルカメラやハンドヘルドPCなどといったさまざまな用途での大容量化ニーズに対応している。

  そこで両社は、従来から交わしていたクロスライセンスの契約範囲を広げ、双方の2値、多値両方のフラッシュメモリー特許を自由に使えるようにした。また、今後、日立はフラッシュメモリの一部をサンディスクに供給することも盛り込んでいる。

■URL
・日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0010/1003b.html

(市川徹)
2000/10/03 19:50
3/30(金)
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