セキュリティーソリューションのシマンテックは、日本ビジネスコンピューター（9889、JBCC）と提携して共同で“ウィルスフリーゲートウェイサービス”をスタートした。電子メールなどがインターネット経由で入り込んでくるウィルスをデータセンターのゲートウェイ段階で検知、駆除する。

　 JBCCのデータセンターを管理するシステム運用管理統合サービスセンターは昨年5月にオープンし、専用線やインターネットを使って顧客の情報システムなどを24時間365時間監視している。シマンテックとの提携によるウィルスフリーゲートウェイサービスはここで行う。

　 JBCCの試算によると、新サービスでのシステム構築は自社でウィルス対策システムを構築した場合に比べ20分の1のコストで済むという。