コンパックコンピュータは29日、10月1日付で“顧客満足推進本部”を社内に設置すると発表した。専任スタッフ10人に各部門からの代表者を加えて全社横断的な活動推進を目指す。

　 顧客満足推進本部は米本社と連携を取り、世界レベルに合わせた顧客満足度の実現を図る。具体的には（1）製品品質（ハードウェアからソフトウェアに至るコンパック全製品の品質）（2）製品納期（製品およびコンピュータ・システムの納期）（3）サービス（システムの企画・開発から運用・保守、サポートに至る顧客サービス全般）（4）顧客とのリレーションシップ（広報、宣伝、企画、営業など顧客対応活動全般）など。具体的な目標値を設定し、各項目で業界No.1の顧客満足度を目指すという。

　 また、製品品質については着荷時不良への迅速な対応、製品納期については納品日の厳守、サービスについては修理の確実性など、それぞれの要件ごとに満足度を測定するための項目と目標値を設定し、関連する業務の品質を改善することによりその達成度を高めていく。