富士通（6702）は27日、米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）との共同開発による32メガビットフラッシュメモリー2製品を発売した。1.8V単一電源動作で、高速データ読み出しが可能な“高速ページモード”を採用した。当面、両製品で月間100万個の販売を目指す。

　 携帯電話などによる長時間使用が可能なほか、デュアルオペレーション機能による通話中録音、インターネットで配信される動画像のような大容量データを最大45ナノ秒アクセスする高速読み出し機能もある。製品コードは「MBM29PDS322TE」と「同BE」。量産は今年12月からを予定している。