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欧州株もOK~外国株中心のオンライン証券が10月から営業開始

  外国株を中心に取り扱うオンライン専業証券会社のグローバルネットレード証券は22日、インターネットを利用した株式取引を10月に開始する予定で、口座開設の受付を開始したと発表した。

  同証券は、当初は外国株を扱っていないオンライン証券会社や小規模の機関投資家に対して、いわゆるBtoBのサービスを提供することを目的に営業を開始しようとしたが、ニーズが高かったために一般個人投資家向けにもサービスを提供することにした。予定では2000年6月からの開始を計画していたが、システムを万全にするための作業を行ったため、10月までずれ込んだという。

  サービス開始時に取り扱うのは、NY証券取引所、NASDAQをはじめ、欧州、日本など世界13取引所・取引市場。なかでも、オンラインの欧州株取引は日本で初めてという。その後、今年度中に香港取引所とシンガポール取引所、韓国取引所も予定しており、将来は日本と世界27カ国の相互アクセスを可能にする。

  米国株の場合、最低手数料は35ドル、欧州大陸株は同50ユーロ、英国株は同30ポンドと国内大手証券会社を経由した取引に比べ低く設定した。日本株の場合は同2,500円。

  また、Webサイトは日本に居住する外国人にも取引してもらうことを考慮して、日本語と英語で開設されている。各国・地域の取引所・市場の株価や指標、ニュース、企業情報なども提供される。

■URL
・グローバルネットレード証券
http://www.globalnetrade.co.jp/
・グローバルネットレード証券(英語)
http://www.globalnetrade.com/
・外国証券を専門に扱うグローバルネットレード証券が6月にサービス開始予定(INTERNET Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/0315/gnet.htm

(別井貴志)
2000/09/22 18:01
3/30(金)
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