＜マザーズ＞
　 インテックコミュニケーションズ（9443）が新規上場、公募価格1500円に対して1350円の初値をつけ、その後も初値を挟んでのもみ合いに終始し公募価格を上回ることはなかった。株式市場全般が大幅安となる最悪の環境でのスタートとなリ、高PERに警戒が強まった格好。日本コンピュータグラフィック（4787）は乱高下となったが、結局引けにかけて再度売り込まれほぼ安値圏での取引終了。本日同市場では値上がり銘柄無しと全面安の展開、CCC（4756）、メッツ（4744）が上場来安値更新。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 イメージワン（2667）が新規上場、初値は130万円と公募価格125万円を5万円上回る堅調なスタートとなり、その後一時ストップ高水準まで一気に買い上げられた。また、昨日上場して、買い気配のまま取引が成立しなかったサイバーコミュニケーション（4788）は、本日は一転売り気配からのスタート。一旦切り返す局面もあったが、ほぼ安値圏で取引を終了している。昨日軟調なスタートを切ったドリームトレイン（4791）は、本日も大幅安でストップ安寸前まで。野田スクリーン（6790）も米国のインテル安ショックが波及して大幅反落となった。昨日活況のイー・トレード（8627）、近鉄エクスプレス（9375）ともに反落。反面、ディジット（4786）が続伸と異彩高。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己