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松下電子、世界最高出力を実現~長距離ファイバー用半導体レーザー

  松下電子工業は、長距離大容量光ファイバー通信向けの半導体レーザーを開発し、従来比2倍の世界最高出力180mWを達成したと明らかにした。また、CATVなどアナログ信号の伝送にも対応できる1MHz以下の狭スペクトル線幅を実現し、国内外合わせて9件の特許を出願した。

  これまでの長距離光ファイバーでは発振波長1.55μm帯の半導体レーザーで、出力がおよそ90-100mWだった。これを180mWにまで拡大し、さらにスペクトル線幅も従来の約5分の1程度の0.3MHz以下とした。

  いずれも独自技術である「マストランポート法による回折格子形成技術(MTG)」で開発。高出力と狭スペクトル線幅の両立を可能にした。今月26日から米国で始まる「第17回IEEE国際半導体レーザ会議」で発表する予定。

■URL
・松下電子工業ニュースリリース
http://www.mec.panasonic.co.jp/news/news062.html

(市川徹)
2000/09/22 14:23
3/30(金)
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