日本オラクル（4716）と東芝（6502）は21日、Linuxプラットフォームで365日24時間の連続稼動を実現するソリューション事業を展開すると発表した。両社のデータベース製品を組み合わせ「Linuxでは初めての365日24時間フル稼働」を実現した。

　 ベースになるのは日本オラクルの“Oracle8i”と東芝の“DNCWARE Cluster Perfect”。DNCWAREの障害時サーバー切り換え機能や、Oracle8の監視機能などによってフル稼働ともに、大規模システムの構築や拡張性も可能になった、という。

　 Linuxはここ数年、ビジネスへの適用を広げ「Eビジネスの主要プラットフォームの一つにも位置付けられてきた」（日本オラクル）と判断。8月に同社が「Oracle8i Enterprise Edition for Linux」を出荷したことも加わり、今回、東芝との協力体制によってLinuxビジネスを加速させることにした。