コニカ（4902）は20日、米国オンラインフォトサービス最大手の米Zing Networkと業務提携したと発表した。家庭からインターネットを経由して写真のプリントオーダーが出来る新サービスを実現する。

　 システムは、消費者が自分で撮影したデジタル画像をインターネットを通して注文し、コニカのデジタルミニラボQD-21を設置している小売店、いわゆるQD店でプリントしたものを受け取ることが出来るもの。さらにフィルム画像のデジタル化やアップロードによるフィルム画像のインターネット保管サービスもメニューに盛り込んでいる。

　 コニカとZing社は2001年春に米国、同年後半に欧州でそれぞれサービスを開始する予定。その後、日本でも全国展開に踏み切りたい考え。現時点で世界におよそ1,000カ所あるQD店の数も拡大させる予定。