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地銀のシステムニーズにフォーカス~富士通が新会社設立

  富士通(6702)は20日、地方銀行向けにコンピューターシステムのアウトソーシングを行う新会社「富士通バンキングソリューションズ」を設立した。10月2日から営業活動を開始し、2005年には従業員150人の規模にまで拡大させる。

  新会社は、資本金2億円で富士通90%のほか東邦銀行(8346)と清水銀行(8364)がそれぞれ5%ずつを出資した。社長には前富士通システム本部長付けの村本淳氏が就任。東京都品川区戸越1の7の1に本社を置く。

  すでに富士通が持っている地銀向けシステムモデル“Strategic BANK”などを核に勘定系を中心とするバックオフィスシステムや、それぞれの銀行によって異なった戦略にフォーカスが可能な顧客サービス、経営管理システムなど幅広い銀行システムに対応、ニーズに応える。

  すでに出資した東邦、清水の2行から基幹系システム維持と運用を受託しており、今後も富士通の館林、明石の両システムセンターなどを活用してアウトソーシングに対応していく。

■URL
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/

(市川徹)
2000/09/20 11:55
3/30(金)
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