野村総合研究所（NRI）は18日、インターネット特許情報サービス事業を大幅に拡充したと発表した。国内、海外どちらも1989年まで特許データを遡って収録し、ユーザーの利便性を向上させた。

　 同社はこれまで「NRIサイバーパテントデスク」の名称でサービスを提供してきた。特許庁による公報や海外情報も盛り込んできたが、今回、特許情報については1989年以降を収録することによって、審査の引例が分かりやすくなったという。

　 特許庁（日本）では1993年以降についてはCD-Rディスクで提供してきた。それ以前については現在でも紙ベースのままだった。