|
トップページに戻る | ||||
信越化学が光ファイバー用素材の生産能力を倍増 |
信越化学(4063)は13日、光ファイバー網の拡大に伴なう需要増大に対応するため、光ファイバー用プリフォームの新工場建設に着手したと発表した。約300億円かけて茨城県の鹿島臨海工業地帯東部東地区に建設し、2001年11月に完成する予定。操業開始時の生産能力は、光ファイバー換算で年1,200万Kmと、現在稼動している群馬県の松井田工場の能力とあわせて2,400万Kmとなる。 2工場体制にすることで需要増に対応した安定供給が可能になるが、市場動向によっては、さらに生産能力を2~3倍に増強できる体制を整えていく、という。 古河電工(5801)など一部のWDM(波長分割多重)関連株はこの日、利益確定の売りに押されたが、この発表を好感して信越化学の株価は堅調に推移した。 光ファイバー用プリフォームとは、円筒型の合成石英ガラスのことで、これを引き伸ばすことで光ファイバーとなる。1993年から光ファイバー用プリフォームの量産化技術を確立し、国内外の電線メーカーなどに供給している。 ■URL・信越化学 http://www.shinetsu.co.jp/ ・信越化学(合成石英) http://www.shinetsu.co.jp/japanese/profile/division/adv-div/adv-div-main.html
(別井貴志)
2000/09/13
16:17
|
3/30(金) |
プライバシーについて | 編集部へのご連絡 | Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved. |
本サイトの内容につきましては万全を期しておりますが、提供情報がシステム等に起因する誤りを含んでないこと、すべての事柄を網羅していること、利用者にとって有用であること等を当社及び情報提供者は保証するものではありません。 当社及び情報提供者は利用者等が提供情報に関連して蒙った損害ついて一切の責任を負いません。投資等の判断をされる場合は、他の資料なども参考にしたうえで、ご自身の判断でお願いします。 |