NTTデータ（9613）と日立製作所（6501）は12日、共同でインターネット・データ・センター（IDC）とASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）事業を推進するため、折半出資の企画会社を設立したと発表した。来春までに市場調査や事業戦略の共同策定などを行い、事業会社に移行する計画だ。

　 設立したのは「日本インターネットデータセンタ」で、資本金は1億円。東京都千代田区に本社を置き、社長にはNTTデータの岩下安男氏が就任した。IDC／APSプラットフォームに関してネットワークベンダーなどへのサービス強化策や、競争力強化策などを検討する。両者は、共同戦線を張ることで事業展開段階でのコスト低減や顧客の拡大などを推進、同事業でのトップを目指していく。事業会社には賛同する他企業の参加も受け入れる方針。