米マイクロソフトとスウェーデンのエリクソンは11日（現地時間）、両社による合弁の「Ericsson Microsoft Mobile Venture AB」が事業をスタートさせた、と発表した。マイクロソフトのサーバーソフトとエリクソンのモバイル技術を組み合わせ、2000年末には第1弾となるソリューション事業を提供する計画だ。

　 同社は、エリクソン70％、マイクロソフト30％の出資比率で本社はストックホルムに置いた。すでに共同での活動は始めているが、今後は両社の独自技術を組み合わせて、携帯情報端末によるインターネットアクセスやソリューションを開発、展開していく予定。2001年以降、一気に拡大するとみられる無線インターネット市場に照準を合わせ、先手を打つ考えだ。