＜マザーズ＞
　 サイボウズ（4776）が8連騰、社内システム用インフラを中小企業にレンタルする事業に進出との一部報道も、本日は支援材料とされた。ただ、反発後始めての陰線（寄りつき値を終値が下回る）を示現しており昨日高値も未更新、明日以降の展開には慎重な対応も迫られよう。クレイフィッシュ（4747）が大幅続伸でストップ高、マネックス（8626）も自律反発期待が高まり6日ぶりに反発となった。反面、ぷらっとホーム（6836）は昨日中頃からの伸び悩んだ地合いを受けて続落、ネット総研（4741）も上値の重さが嫌気されて利食い売りが集中した。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 昨日新規上場のまぐクリック（4784）がさえない。一旦切り返す局面もあったが、再度引けにかけて公募組の売りに押され後場の安値権で取引を終了している。出来高も昨日の20％弱にまで急減。一方、デジタルアドベンチャー（4772）がストップ高と急反発、押し目買い意欲の強さがあらためて認識される展開。エックスネット（4762）、クリークアンドリバー（4763）は薄商いのなか上昇。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己