三井物産（8031）の関連会社である三井リース事業は今月11日から、インターネットを利用したリース物件の内容検索サービスをスタートさせる。リースの開始日や料金支払いなどを盛り込み、支払いスケジュールを含めた内容をダウンロードすることも可能にした。

　 e-MLDのネーミングがついた同事業は、リースを受ける企業が自社内にあるリース物件の管理をインターネットを使って簡素化と迅速化を可能にしたもの。自分の会社のどこにリース物があり、その契約内容はどうなっているのか、支払期日はいつかなどといったニーズに即座に応える。無料だが、サービスを受けるには事前に登録してIDナンバー（認証番号）の取得が必要になる。

　 これまで同種のサービスは大手企業を対象にするオンラインシステムがあったものの高額だった。簡易システムを提供して中堅・中小企業の取り込みを図る。